日常生活

節約のために格安SIMに変えてみよう

格安SIMとは

最近は大手携帯キャリアメーカーが、格安プランを発表しているということもあって、利用者としては歓迎ムードですよね。
そうした一方で、以前より格安SIMの存在も、かなり認知度が増してきたように感じます。
ところでこの格安SIM、格安というだけあって、値段が安いことはよくわかりますが、いまいちどのようなものなのか知らないといった方も多いのではないでしょうか。

格安SIMとは、日本の三大キャリアメーカーとは異なり、そうした大手よりも、安い価格で通信を行えるSIMサービスを提供する通信業者のことです。
今池仕組みが分かりにくいのですが、今回はこうした格安SIMの仕組みについて解説していきます。

SIMとは何ぞや

まず、SIMについてですが、「Subscriber Identity Module」の略語なんです。
いわゆる携帯電話は、携帯電話本体とこのSIMによって成り立っています。
SIMの役割は、ICチップにより、加入者固有番号を記録しています。
簡単に言えば、ご自分のSIMをお持ちであれば、ほかの携帯電話に差し替えることによって、別の携帯電話が利用できるようになるわけです。

いわゆるSIMは、個人の識別番号を登録してあって、同じ番号のSIMカードを持つ人は1人しかいないということになります。
ただし、このSIMカードには、3種類のタイプがありますので、どの機種にでも合うというものではありません。

格安SIMが安く済む理由

まず、基本的な話しになりますけれど、私たちが携帯代として毎月支払っている金額は、端末代と通話料・通信費ですよね。
携帯電話は、今でもかなり高額で、現金一括で支払うという方はそういないかと思います。
3年契約であれば、携帯電話の36か月払いとなり、これに通話料・通信費を加算して支払っているわけです。

もちろん、各社のプランもありますので、一部無料や割引きサービスなどもありますが、基本的な支払いに買い手はどこも同じです。
一方で、格安SIMが安く済む理由は、大手の所有する通信網を借りているためです。
インフラの整備コストがなく、データ通信に制限をかけているため、月々およそ1,000円前後といった、驚きの安さが実現できているわけです。

格安SIMの使い勝手

数年前までは、月に10,000円程度、携帯電話料金を支払っていた方は多いかと思います。
その後かなり、携帯料金は安くなったとはいえ、現在でも5,000円以上は支払っているのではないでしょうか。
その点を踏まえても、月々およそ1,000円前後といった格安SIMは、まさに驚きの価格とも言えます。

これだけ安ければ、これまでの携帯ユーザーが、格安SIMに移行するのではないかと思われがちですが、実際にはとなっていません。
理由としては、先に述べた通り、データ通信に制限がある為、一定の通信容量をオーバーしてしまうと、通信速度が遅くなってしまうからです。
また、携帯電話すべてが、格安SIMを使えるわけではありませんので、使い勝手の点ではまだまだといった感じです。