ママ友からのアドバイスを受け「断捨離」をはじめたので、その経緯や断捨離についてお話しします。
断捨離をはじめたきっかけ
子どもが大きくなった
お義母たちと住んでいるため、以前より育児と家事の両立に力を入れてきました。これまで子どもが小さかったので、静かにしている時や寝ている時は自由に家事をする時間があったんです。しかし子どもが大きくなると、おもちゃを散らかしたり走り回ったりと、予測できない行動が多くなり手がかかるようになりました。
ゴミ出しを済ませて朝食の準備、お昼は子どもの世話、家事も済ませ
あっという間に夕食の時間です。私1人の時間は全くありませんでした。
心に余裕がない日々
心に余裕がなく子どもにもキツくあたってしまう時が多くなり「そこまで怒る必要なかったな」と申し訳なくなり悩む日々が続くこともありました。昔から買いものでストレスを発散していたこともあり、片づけをしない日は部屋がものであふれてしまう時もありましたね。
もう1つのストレス発散方法は、ママ友と話すことでした。家事や育児の悩を相談したところ、意外なアドバイスをいただいたんです。
「ものを減らしてみたら?」という断捨離の提案でした。片づけに時間がかかる問題や衝動買いしてしまうクセ、時間の余裕を作れない点すべて「断捨離」で解決できるというのです。
3つの問題点が解決すると、私のストレスは減り子育てがもっと楽しくなると思いました。
ミニマリストって何?!
ミニマリストは自分の厳選した持ちものを、大切にしながら暮らす人を指します。アドバイスをくれたママ友は、ミニマリストを目指しているようです。私は断捨離すら未経験なので、ミニマリストという言葉すら知りませんでした。
ママ友が見せてくれたのは、インスタで人気のあるミニマリストの生活です。てっきり意識高い系の、1人暮らし女性が好む生活だと思っていました。インスタ上のミニマリストの中には主婦の方も多く、家族とミニマリスト生活を楽しんでいる様子がおしゃれに写真におさめられていました。ナチュラルな色合いのインテリアとキレイに片付いた子どものおもちゃ、とてもおしゃれでうらやましくなりました。
私もいつかミニマリスト生活をしてみたいと思うようになり、まずは断捨離をはじめることにしました。
断捨離のはじめかた
「私はミニマリストになる!」と意気込んでいたとき、さっそくママ友から断捨離をはじめるにあたってポイントを教えてもらいました。どうやら断捨離を気合いだけではじめると、挫折してしまいます。
一気にやらない
断捨離はやる気を持続させたうえで、生活に組み込む必要があります。
断捨離を決意した段階で一気にやるつもりでしたが、1度で整理しようとすると挫折したり諦めたりするそうです。多くをやろうとするとまとまった時間も必要になるため、少しずつ整理していくのがコツだそうです。
悩むなら捨てなくていい
断捨離をする時に時間がかかるのは、ものを「捨てるか捨てないか悩む」時間だそうです。判断の加減が難しく、ものが多い人の場合はまた使うかも知れないと考えて時間が過ぎてしまうのだとか。そういう時は「保留」をして捨てなくていいと判断するのが最適とのこと。保留の箱を用意して、期限を決めて保管しておくといいそうです。
買う時に考えること
いくら断捨離をしても、要らないものを買っては意味がありません。今までのものの選び方を見直す必要があります。私の場合、トレンド商品やセール品を買って「良い買いものをした」と満足しがちでした。対してミニマリストは「心地いい」「長く使える」と思う品を買った時に「良い買いものができた」と考えるそうです。理想の品定めとは何かを見直す必要がありそうです。
ものを手放すテクニック
ママ友から聞いた、ものを手放すためのテクニックを紹介します。
片づけたい場所の写真を撮る
片づけたい場所の写真を撮って、客観的な視点で現状を把握する方法です。目隠しに使っているカバーが邪魔、ものがごちゃごちゃと置かれているように見えるなど、頭の中で考えているよりも、客観的な視点で問題点に気がつけるのだそうです。片づけをしながら写真を見返すことで、片づけの進捗状況も確認できます。モチベーションを保ちながら片づけができますね。
キッチンはパートごとに分ける
家族構成の変化によって、キッチンにあるアイテムは使用頻度が変わってきます。キッチン用品は、今後も増える一方です。確かに、子どもが小さい時に利用していた授乳用品や食器の消毒セットなど、使わなくなったキッチン用品は棚に閉まったままです。まずは、ストックをしている棚から片づけた後、調理台の下、食器棚とパートごとに分けて断捨離をすすめるといいそうです。
思い出のアイテムを手放すテクニック
使わないのに捨てられないものといえば、思い出の品です。いただいた生活雑貨や結婚式でもらったアイテムなど、なぜか保管しているものは多いですよね。明確な理由もないまま保管しているのは「過去の放置」にあたります。マイルールを決めて、ものが溜まらないようにしましょう。
家族からの手紙やアルバムなど、心のよりどころにしているものは保管する。対して、いただいた贈りもので「自分の好みではない」「用途がない」など、ただ保管していたものは迷わず手放しましょう。
自分の欲しい生活を手に入れるため、以上のテクニックを実践して断捨離しました。不思議なことに手放したもので後悔しているものがありません。子どものおもちゃの数も減らしたので「元に戻しなさい」と怒る回数が減りました。子どもがあまり使わないおもちゃを捨てたので、今でも気づいていませんよ。
試行錯誤して断捨離をしたものですから、買いものに行ってセール品を見ても「未来のゴミになりそう」と思えるようになりました。自然に衝動買いをしなくなりましたよ。
不用品を賢く売る
断捨離で手放すと決めたアイテムの中は、売れるものもたくさんあります。断捨離ででた不用品は賢く売ってしまいましょう。私の感覚なのですが売りたいアイテムによって、活用するサービスを変えた方が良いと思ったので紹介します。
相場のわかるアイテムなら「フリマアプリ」
フリマアプリのメリットは「売れやすい」ところです。売り手の決めた金額や条件で売れるところも◎。大体この金額で買われているという相場価格がはっきりしているアイテムは、フリマアプリで売るのがおすすめです。数あるフリマアプリの中でも「メルカリ」は利用者が多いので売れる確率も高いですよ。なぜかベビー用品を出品すると、13時~15時の間多く売れます。そのまま16時ごろ夕飯の買いものついで、メルカリ便を利用して発送します。
プレミアのつく品ものは「オークション」
欲しい人たちが値段を競り合わせるオークション。レコードやフィギュアなどコアなファンがいて、プレミアのつくアイテムはオークションの活用をおすすめします。コレクターにとって価値のあるものなので、自分ではよくわからないものが高く売れたりします。夫の趣味で集めているものを売ると楽しかったです。夫から「レコードを楽しむ人は少ないけど、好きな人は好きだよ」というレコードの値段がどんどんあがるのを見た時に、オークションの良さを感じました。
ブランドものは「不用品買取サービス」
前にヴィトンのバッグを売った時に活用した、ブランド品買取サービス「エコリング」。専門の鑑定士がいるので、ハイブランドで高価なアイテムを売るのにおすすめです。フリマアプリだと素人目線の金額で値切りをされたり、オークションだと同じカテゴリの商品に埋もれて時間がかかってしまったりします。愛用していたブランドものを売るなら、安心してスムーズに買取ってもらえる、ブランド品買取サービスを利用してください。
ものを買う時の考え方や断捨離テクニック、売る時のコツを知った私は、良い断捨離ができました!ミニマリスト生活も夢ではありません。