育児

赤ちゃんを寝かしつけるコツ

赤ちゃんを寝かしつけるのは大変

初めて赤ちゃんを持ったパパとママにとって、育児は大変な作業です。
食事はもちろんのこと、お風呂やおむつの取り替え、ミルクなど一日中がてんやわんやで、夜になるとぐったりという方も多いのではないでしょうか。
夜は夜で、赤ちゃんを寝かしつけるのが大変です。
自分たちも疲れていて早く寝たいのに、赤ちゃんがなかなか寝てくれない…という経験をした親御さんは少なくないはずです。

欧米などでは寝かしつけの習慣が特にないところも多く、赤ちゃんが寝付かなくてもそのままにしておくことが多いようです。
生後6ヶ月になれば、赤ちゃんの個室で一人で寝かせる家庭が多いのも欧米の特徴です。
泣いてもすぐに飛んで行って抱き上げたりせずに、そのまま放置しておくのが欧米の育児方針のようです。

日本の感覚から言うと、寝付けない子どもを泣かせたままにしておくのはちょっと冷たい感じがしますが、国によって子育ての習慣もずいぶん違うものです。
ベビーモニターなどは設置して、様子をしっかり把握していれば別室で寝せるのもいいかなと私は思っています。

スムーズに寝かしつけるコツ

赤ちゃんをスムーズに寝かしつけるためには、一定のルーティンを定めるのがおすすめの方法です。
例えば寝る前の授乳を終えた後に絵本を読んであげて、その後寝かしつけることを毎日習慣化してしまえば、子どもも寝る準備が整い眠りに入りやすくなります。
寝る時間が来たら、きちんとパジャマに着替えることも大切です。
赤ちゃんのうちはお風呂に入った後、着替えた服そのままで寝かしつけることも多いのですが、寝る時間をしっかりと区別するために、パジャマに着替えさせることもルーティンのひとつです。

食事の内容によっても寝付きの良し悪しが決まってきますので、夜は「安眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンが含まれている食品をメインにして食べさせるといいでしょう。
メラトニンが多く含まれているのは、バナナやとうもろこし、お米、さくらんぼなどの食品です。
バナナは離乳食にも使いやすい素材なので、常備しておくのが便利です。

月齢や年齢によって必要な睡眠時間は違う

赤ちゃんというのは、月齢や年齢によって必要とする睡眠時間が違います。
生まれたてのころは1日のほとんどを睡眠時間として過ごします。
この頃はあまり寝かしつけの問題はないと思います。

ところが生後2ヶ月ぐらいになってくると、1日に必要な睡眠時間はトータルで14〜15時間と長いのですが、夜泣きをする子どもも出てきます。
夜、寝付いてから2〜3時間で目覚めてしまう赤ちゃんもいて、そうなるとパパとママは大変です。
赤ちゃんが快適に眠れる寝具やカーテンの色などを工夫することも大切になってくるかもしれません。