私は今東京都江戸川区に住んでいます。義父母の家が江戸川にあったのでその流れで住んでいますが、友人には「江戸川区って住みやすいところらしいよ」と言われました。
子育てがしやすい区だといわれているので、私としては本当にラッキーです。子育てを機に引っ越しを考えている方もいると思うので、今回は江戸川区の魅力について調べました。
待機児童は多いが入園決定率が高い
子育てのしやすさを考えたとき、保育所の数や待機児童のことを頭に思い浮かべる方も多いでしょう。
東京都庁福祉保健局が2018年7月30日に報道発表した資料によると、江戸川区の待機児童は440人(平成30年4月1日時点)にのぼります。決して少ない数字ではありません。
この数字だけ見ると「待機児童が多いんだ…」とがっかりしてしまうかもしれませんが、人口が多いほど必然的に待機児童は多くなるものです。
当初私も「待機児童が多いから無理かも…」と思っていましたが、参考にすべき数字は入園決定率ということに気付きました。入園決定率というのは、保育所を希望している人のうち、どれだけ入園が決まったかを把握できる数字です。
保育園を考える親の会発行「100都市保育力充実度チェック(2018年度版)」の資料では、江戸川区の新規入園率は70.6%という結果に。入所が厳しいところでは台東区が51.4%、港区は48.2%なので、待機児童の数からすると高いといえます。
育児に関する充実したサービス
今回初めて江戸川区の育児サービスを調べたところ、予想以上に充実していることが分かりました。
まず1つは保育ママの存在です。生後9週(57日目)から1歳未満の健康なお子さんを預かってくれます。共働き夫婦にはとてもありがたいサービスですね。
保育士資格を取得している25歳以上65歳までの育児経験者で、さまざまな条件をクリアした方は保育ママとして活躍できます。
2つめは、「よちよち応援隊」というサポート事業です。0歳児のお子さんがいらっしゃるご家庭を対象に家事支援を行ってくれます。
利用料金はなんと無料!食事の支度や後片付け、部屋の掃除や買い物なども引き受けてくれるそうなので、育児で家事がままならない…と悩んでいる方は、ぜひ利用したいものですね。
公園面積が23区のなかでトップ!
江戸川区は公園面積が23区のなかでもナンバー1です。
東京都建設局「東京都都市公園等区市町村別面積・人口割比率表(2017年4月1日現在)」の資料では、江戸川区内だけで公園が合計486園、総樹木数は約656万本植えられていることが記載されています。区民一人あたりの樹木数では9.38本。江戸川区がきちんとデータをとっているので、このような細かい数字が公開できるそうですよ。
また、江戸川区ホームページ「区の概要(平成30年4月)」の情報によると、日本で初めて親水公園を整備した区とのこと。子どもが遊べるように安全な川をつくったといわれています。子どもが住みやすい街づくりを目指しているのが伺えますね。子どもがいる家庭にとって遊ぶところが多いのは大変助かります。